【7月16日 AFP】米アップル(Apple)は14日、同社のスマートフォン「iPhones(アイフォーン)」や携帯音楽プレーヤー「iPod Touch(iPodタッチ)」向けにアプリケーションを販売するオンラインストア「App Store」について、立ち上げから1年で15億個のアプリケーションを販売したとして、「世界一」と評した。

 2008年7月、iPhone、iPod TouchのOS更新の一環として立ち上げられたApp Storeは「信じられないほどのペース」で成長し、現在では77か国からアクセス可能で、6万5000種以上のアプリケーションを提供している。

 同社のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)はリリースで、「App Storeは規模、品質の両面で、業界には類がない。15億というダウンロード数を含め、他社が追いつくのは非常に難しいだろう」としている。

 スマートフォンを販売する競合他社も、App Storeに類似したオンラインストアを展開しているが、スマートフォン市場では2007年の全米発売以来、iPhoneの独占状態が続いている。(c)AFP