【7月15日 AFP】米韓政府機関などのウェブサイトがサイバー攻撃を受けた問題で、韓国放送通信委員会(Korea Communications CommissionKCC)は15日、攻撃の発信源が英国だったとみられるとの情報提供をベトナムのコンピューターセキュリティー会社から受けたと述べた。

 KCCによると、情報を提供したのは、ベトナムのBach Khoa Internetwork Security社。ベトナムは、アジア太平洋コンピュータ緊急対応チーム(Asia Pacific Computer Emergency Response TeamAPCERT)として知られる地域グループに所属している。

 KCCネットワーク防御チームのPark Cheol-Soon主任によると、英国のサーバーから侵入済みのサーバーをコントロールし、コンピューターウィルスをまき散らしたとみられる。

 Cheol-Soon主任は、一方で、英国のサーバーが攻撃を命じたのではなく中継先にすぎなかった可能性もあり、今後も調査が必要だと述べた。(c)AFP