【5月22日 AFP】(一部訂正)英ケンブリッジ大(Cambridge University)の研究者らは21日、フェースブック(Facebook)などのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の多くで、ユーザーがいったん掲載した後で削除したはずの写真が、その後も閲覧できてしまうとの調査結果を発表した。

 研究チームは、SNSや写真共有サイトなど、ユーザーに人気の16サイトを検証。いったん写真を掲載してそのウェブアドレス(URL)を記録し、その後写真を削除した。しかし、削除から30日経過した後で、当該URLを直接入力すると、米SNS大手フェースブックなど7つのサイトで、表向きは削除された写真が閲覧できたという。

 一方、写真の管理が優れていたのは、写真共有サイト「フリッカー(Flickr)」やグーグル(Google)のウェブアルバム「ピカサ(Picasa)」など。米マイクロソフト(Microsoft)の「ウィンドウズ ライブ スペース(Windows Live Spaces)」では、写真は即座に削除されたという。(c)AFP