【5月2日 AFP】米ホワイトハウスは1日、米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手のマイスペース(MySpace)とフェースブック(Facebook)にページを新設、また、米マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」に最初の「つぶやき」を投稿したと発表し、「Web 2.0」の世界に本格的に進出したと述べた。

 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領のウェブサイト「WhiteHouse.gov」のコンテンツは、リアルタイムにマイスペースとフェースブックに配信され、フェースブックの「ファン」になるか、マイスペースで「フレンド」になることで閲覧ができる。

 ホワイトハウスのページは、設置開始から数時間で、フェースブックで6万人のファンが登録し、マイスペースでは8000人のフレンドが登録した。また、ツイッターのフォロワー数は1万4500人に上った。

 ホワイトハウスは、公式ブログに掲載した「ホワイトハウス2.0」と題した記事で、「WhiteHouse.govは、国民に素早く効果的に情報を届けるために政府がインターネットで行っている取り組みの重要な要素だが、そこだけが唯一の場所ではない」と述べ、新たに開設したページへのリンクを掲載した。

「ファンやフレンド、フォロワーからの反応が返ってくるのを楽しみにしている」とホワイトハウスが述べたことを受けて、マイスペースとフェースブックのホワイトハウス公式ページは数百件の返信コメントでいっぱいになった。その多くはお祝いの言葉だった。

 マイスペースは声明で、ホワイトハウス公式ページが、「(利用者に)日常的にオバマ政権と直接つながりがもてるようになり、米政府の優先事項や活動について学び、最新情報を得ることができる」と説明した。さらに、「コメントを残したり、フォーラムで議論に参加することで、ホワイトハウスに直接、自分の意見や心配事を表明する機会を持つことができる」と述べた。

 ホワイトハウスが新たに開設したページは、「Facebook.com/WhiteHouse」、「MySpace.com/WhiteHouse」「Twitter.com/WhiteHouse」で見ることができる。(c)AFP/Chris Lefkow