ロシア大統領、人気コミュニティーのブログでネット礼賛
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【4月27日 AFP】前週22日、ロシアの「言論の自由のとりで」とみなされている人気ブログ・コミュニティー「ライブ・ジャーナル(LiveJournal)」ロシア版に初参加したドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領(43)が、インターネットの開放性をたたえた。
メドベージェフ大統領は、同コミュニティーに投稿したビデオの中で「近年インターネットは自己規制的なシステムとして成熟し、生活のあらゆる側面に影響を与えている。その最前線がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)とブログ。インターネットを規制しようとするのは極めて難しい。ネット上ではそれ自体の規則に従うべきだ」と述べた。
「ライブ・ジャーナル」ロシア版は自由奔放なブログ・コミュニティーとして知られ、ロシアの主流メディアである国営メディアではほとんど取り上げられない政府批判を展開するブロガーなど、利用者の幅は広い。
熱心なインターネット利用者を自負するメドベージェフ大統領は08年に、ロシア首相官邸のウェブサイトでもブログの執筆を開始している。しかし、ライブジャーナルでのブログ開設のほうがより多くの読者をひきつけ、より活発なオンライン上での議論もできると期待する。
ライブジャーナルでの同大統領のブログには、開始から数時間で数百件のコメントが寄せられた。中にはやんわりと大統領を批判するものもあったという。例えば「悪の魔術師」と名乗るユーザーからは「あなたは強大な国の大統領だけれども、ブログは思ったよりもつまらない」と書き込まれた。
メドベージェフ大統領は最近、政府の開放性を高めることを提唱し、前大統領であるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)現首相に対する強烈な批判で知られた独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)のインタビューも受けている。(c)AFP
メドベージェフ大統領は、同コミュニティーに投稿したビデオの中で「近年インターネットは自己規制的なシステムとして成熟し、生活のあらゆる側面に影響を与えている。その最前線がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)とブログ。インターネットを規制しようとするのは極めて難しい。ネット上ではそれ自体の規則に従うべきだ」と述べた。
「ライブ・ジャーナル」ロシア版は自由奔放なブログ・コミュニティーとして知られ、ロシアの主流メディアである国営メディアではほとんど取り上げられない政府批判を展開するブロガーなど、利用者の幅は広い。
熱心なインターネット利用者を自負するメドベージェフ大統領は08年に、ロシア首相官邸のウェブサイトでもブログの執筆を開始している。しかし、ライブジャーナルでのブログ開設のほうがより多くの読者をひきつけ、より活発なオンライン上での議論もできると期待する。
ライブジャーナルでの同大統領のブログには、開始から数時間で数百件のコメントが寄せられた。中にはやんわりと大統領を批判するものもあったという。例えば「悪の魔術師」と名乗るユーザーからは「あなたは強大な国の大統領だけれども、ブログは思ったよりもつまらない」と書き込まれた。
メドベージェフ大統領は最近、政府の開放性を高めることを提唱し、前大統領であるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)現首相に対する強烈な批判で知られた独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)のインタビューも受けている。(c)AFP