【4月22日 AFP】台湾パソコン大手エイサー(Acer)は22日、アジア太平洋地域向けの多機能携帯電話端末を数機種発表した。無線通信市場への進出拡大を目指す。

 エイサー幹部らは、パソコンメーカー大手としての経験をもとに、収益性の高い「スマートフォン」市場でシェア獲得を目指すと語った。スマートフォンは、ネットサーフィンなどのマルチメディア機能を備えた多機能端末。

 シンガポールでの製品発表に続いて、東南アジアや香港、台湾、インド、オーストラリア、中国の各国市場で発表を行う。

 エイサーは2月にスペイン・バルセロナ(Barcelona)で開かれた業界イベントで、携帯電話端末市場への進出を発表していた。

 ノートパソコンで知られるエイサーは、同社のスマートフォンが高い演算能力と大容量のメモリーを搭載すると説明した。(c)AFP