【4月17日 AFP】米動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」が、ソニー・ピクチャーズ(Sony Pictures)などハリウッド映画配給会社やメディア企業と提携し、映画やテレビ番組などの長時間の動画コンテンツを無料配信することで合意した。米IT業界に詳しいブログ「TechCrunch」が16日、明らかにした。

 同ブログによると、ユーチューブと合意した企業にはソニー・ピクチャーズのほか、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(Metro Goldwyn MayerMGM)やライオンズゲイト(Lionsgate)などの映画配給会社、米CBSや英国放送協会(BBC)などのテレビ局が含まれているという。

 また、IT系ニュースサイトCNETは、ユーチューブが16日夜にも正式発表を行う見込みだと伝えた。

 CNETによると、ユーチューブはウェブサイトのデザインを変え、プロが制作したコンテンツと一般ユーザーが投稿したビデオを区別。映画配給会社がユーチューブで配信される映画の広告を管理するなど、サイトから得る広告収入を折半すると報じらている。(c)AFP