【3月11日 AFP】米カリフォルニア(California)州の次期知事候補者の中で、マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」利用者に限っていえば、民主党のギャビン・ニューソム(Gavin Newsom)サンフランシスコ(San Francisco)市長が一歩リードしているといえるだろう。

 2010年の州知事選で当選を目指す政治家らは、人気マイクロブログサービス「ツイッター」に対してネット時代の選挙運動のプラットホームとして期待を寄せている。

 ニューソム市長のツイッターは、10日現在で4万3354人が読んでいた。

 ニューソム氏がツイッターに書き込む「つぶやき」は、「2大政党制が死んだだって?いま、パット・ブキャナン(Pat Buchanan)元共和党大統領候補から、サイン入りのサラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ(Alaska)州知事のカレンダーが届いたところだ」といったものや、「知事選に立候補するための選挙キャンペーンに協力してほしい。www.GavinNewsom.com/Contributeにアクセスして、5ドル寄付してほしい」などがある。

 また、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)もツイッターで、財政赤字や山火事などの州政の話題や、本人の活動や取り組みなどを投稿している。シュワルツェネッガー氏のツイッターは2万4287人が読んでいた(10日現在)。

 1月に投稿された「つぶやき」で、シュワルツェネッガー氏は「(妻の)マリアをツイッター仲間に迎え入れてほしい。@mariashriverを気軽に読んでほしい」と述べ、知事夫人もツイッターに参加したことを発表した。(c)AFP