【3月4日 AFP】米ソフトウェア大手マイクロソフト(MicrosoftMS)は2日、テーブル型のタッチスクリーン式コンピューター「Microsoft Surface」を、欧州やアフリカ、中東でも販売する計画を発表した。

「Microsoft Surface」は現在、米国とカナダのみで販売されている。マルチタッチ方式でセンサー機能が付いたスクリーンが搭載されており、複数の人が共同で作業を行うことができる。

 企業が在庫管理の自動化に応用することも可能だ。例えば、あるカフェで「Microsoft Surface」の上にワインのボトルが1本置かれたとすると、その価格が直ちに客の伝票に表示されるようにもできる。

 同社によると、これまでに11か国の120社以上と提携し、小売り、医療、政府、観光業、メディア、観光、金融、製造などの分野で利用できるようアプリケーションの開発を進めているという。(c)AFP/Glenn Chapman