【2月21日 AFP】米パデュー大学(Purdue University)率いる専門家チームは19日、米インターネット検索大手グーグル(Google)の衛星画像サービス「グーグル・アース(Google Earth)」を利用した、全米での化石燃料からの二酸化炭素(CO2)排出量の分布を示す地図を公開した。

 この高解像度の地図は、石炭やガソリンなどの燃焼で排出される住宅地および商業地域のCO2量をトン単位で、州や郡ごと、また一人当たりで示す。

 このプロジェクトは、ローマ神話の火の神から「ウルカヌス(バルカン、Vulcan)」と名づけられ、完成には3年を要した。

 航空機、商業、電力生産、工業、住宅、交通など分野別の排出量も表示することができる。(c)AFP


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