米ネバダ州、デジタル機器使ったカジノでの不正行為に警戒
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【2月17日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のカジノ経営者は、カードゲーム「ブラックジャック」でのデジタル携帯機器を使った不正行為に警戒を強めている。
ブラックジャックはディーラーが配ったカードの合計数が21を超えず、かつ21に最も近い方を勝ちとするカジノで人気のゲーム。
カリフォルニア(California)州北部のカジノに、カードの合計数を計算するソフトウェアをインストールした米アップルの(Apple)の携帯電話iPhoneや、同社の携帯音楽プレーヤーiPod Touchを持ち込んでいる人がいるとの情報提供を受けたネバダ州のカジノ監督当局5日、州内のカジノに文書で警告を発した。
このソフトウェアは、インターネット音楽配信サービス「アイチューンズ(iTunes)」からダウンロードできる。10より大きいカードが来たときにはあるボタンを、10未満のカードが来たときには別のボタンを押すという操作でカードの合計数を常に把握し、どの程度勝ち目があるかひと目で知ることができる。
「ステルスモード」に設定すると画面はシャットダウンされ、キーの位置さえ覚えていれば、ユーザーは他人に知られずに操作することができる。
ネバダ州ではカジノにおけるカードの合計数を数える機器類の所持や使用は違法だが、もちろん頭の中でカードの合計数を計算することは認められている。(c)AFP
ブラックジャックはディーラーが配ったカードの合計数が21を超えず、かつ21に最も近い方を勝ちとするカジノで人気のゲーム。
カリフォルニア(California)州北部のカジノに、カードの合計数を計算するソフトウェアをインストールした米アップルの(Apple)の携帯電話iPhoneや、同社の携帯音楽プレーヤーiPod Touchを持ち込んでいる人がいるとの情報提供を受けたネバダ州のカジノ監督当局5日、州内のカジノに文書で警告を発した。
このソフトウェアは、インターネット音楽配信サービス「アイチューンズ(iTunes)」からダウンロードできる。10より大きいカードが来たときにはあるボタンを、10未満のカードが来たときには別のボタンを押すという操作でカードの合計数を常に把握し、どの程度勝ち目があるかひと目で知ることができる。
「ステルスモード」に設定すると画面はシャットダウンされ、キーの位置さえ覚えていれば、ユーザーは他人に知られずに操作することができる。
ネバダ州ではカジノにおけるカードの合計数を数える機器類の所持や使用は違法だが、もちろん頭の中でカードの合計数を計算することは認められている。(c)AFP