朗読機能が付加されたアマゾンの電子書籍リーダー「キンドル」新モデル
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【2月10日 AFP】米インターネット小売り大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は9日、電子書籍用端末「キンドル(Kindle)」に音声朗読機能を付加した新モデル「キンドル2(Kindle 2)」を発表した。
軽量小サイズが売りのキンドルだが、新モデルは文字情報の音声変換機能が加わっている上にさらにスリムで高速化しているという。しかし、米国内でのオンライン予約価格は最初のモデルと同じ359ドル(約3万3000円)のままで、24日から出荷を開始する。
発表会見の席でアマゾンのジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)最高経営責任者(CEO)は「ユーザーから最初のキンドルのここがいいと言われたことは、すべてキンドル2に残した。変わったのはより軽く、より早く、バッテリー寿命はより長くなったこと、保存できる容量がさらに増えたことだけだ。それから、キンドル2は本を読んで聞かせもしてくれる。普通の本では決してできない新しいことを加えた」と語った。
キンドル2の記憶容量は2ギガバイトで、保存可能な電子書籍数はオリジナル版の200冊からいっきに1500冊に増えた。また、6インチ・ディスプレイ(600×800ピクセル)の電子ペーパーには、従来の4階調表示より鮮明な16階調表示を採用した。
テキストを目で読むことと音声で聞くことは交互に切り替えできる。また、読み上げの間はページは自動で変わるので、ユーザーは手を触れる必要なくただ聞いていられるという。朗読音声は男女どちらかの声を選択でき、またユーザーの聴解スピードにあわせて朗読の速さもコントロールできる。
「『リード・トゥ・ミー機能』を使って、書籍から新聞、雑誌、ブログ、個人的な書類まで、キンドルで読めるものはすべて、キンドル2が読み聞かせてくれる」とアマゾン・ドットコムではうたっている。(c)AFP/Charlotte Raab
軽量小サイズが売りのキンドルだが、新モデルは文字情報の音声変換機能が加わっている上にさらにスリムで高速化しているという。しかし、米国内でのオンライン予約価格は最初のモデルと同じ359ドル(約3万3000円)のままで、24日から出荷を開始する。
発表会見の席でアマゾンのジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)最高経営責任者(CEO)は「ユーザーから最初のキンドルのここがいいと言われたことは、すべてキンドル2に残した。変わったのはより軽く、より早く、バッテリー寿命はより長くなったこと、保存できる容量がさらに増えたことだけだ。それから、キンドル2は本を読んで聞かせもしてくれる。普通の本では決してできない新しいことを加えた」と語った。
キンドル2の記憶容量は2ギガバイトで、保存可能な電子書籍数はオリジナル版の200冊からいっきに1500冊に増えた。また、6インチ・ディスプレイ(600×800ピクセル)の電子ペーパーには、従来の4階調表示より鮮明な16階調表示を採用した。
テキストを目で読むことと音声で聞くことは交互に切り替えできる。また、読み上げの間はページは自動で変わるので、ユーザーは手を触れる必要なくただ聞いていられるという。朗読音声は男女どちらかの声を選択でき、またユーザーの聴解スピードにあわせて朗読の速さもコントロールできる。
「『リード・トゥ・ミー機能』を使って、書籍から新聞、雑誌、ブログ、個人的な書類まで、キンドルで読めるものはすべて、キンドル2が読み聞かせてくれる」とアマゾン・ドットコムではうたっている。(c)AFP/Charlotte Raab