【1月29日 AFP】米調査会社ニールセン・オンライン（Nielsen Online）が27日発表した報告書によると、米新聞社上位10社のウェブサイトへの12月のユニークビジター（訪問者）数が、前年同月比16％増の4010万人になったという。

　12月のトップはニューヨーク・タイムズ（New York Times）のウェブサイトNYTimes.comで、ユニークビジター数は前年同月比6％増の1820万人だった。

　次いでUSAトゥデー（USA Today）が15％増の1140万人、ワシントン・ポスト（Washington Post）が12％増の950万人、ロサンゼルス・タイムズ（Los Angeles Times）が73％増の800万人だった。

　ウォールストリート・ジャーナル（Wall Street Journal）のユニークビジター数は34％増の720万人で、ニューヨーク（New York）のタブロイド紙デーリー・ニューズ（Daily News）はなんと99％増の590万人だった。

　唯一減少したのがボストン・グローブ（Boston Globe）で、6％減の410万人だった。

　ニールセン・オンラインによると、10社の12月の総セッション数は前年同月比27％増の2億5270万件だった。

　同社の調査責任者チャック・シリング（Chuck Schilling）氏は「新聞社にとっての現在の課題は、この増え続けるオンライン購読者からいかにして利益を生むかだ」と話した。(c)AFP