【1月24日 AFP】米調査会社コムスコア(comScore)は23日、世界のインターネットユーザーが昨年12月に10億人を突破したと発表した。国別では中国が最多だった。

 実際には世界中のインターネット人口はさらに多いと見られる。同社の調査は、自宅あるいは職場でインターネットを利用する15歳以上のユーザー数から計算されたもので、インターネットカフェでの利用や携帯電話などからのアクセスは含めていない。

 国別で見ると、中国の1億8000万人が最多で、米国の1億6300万人、日本の6000万人、ドイツと英国がそれぞれ約3700万人、フランスの3400万人が続いた。

 昨年12月に最も閲覧されたインターネットプロパティーはグーグル(Google)のサイトで、ユニークビジター数(重複のない人数)は7億7790万人、以下マイクロソフト(Microsoft)のサイトが同6億4790万人、ヤフー(Yahoo)のサイトが同5億6260万人、AOLのサイトが同2億7300万人、ウィキペディア(Wikipedia)などを運営する米ウィキメディア財団(Wikimedia)のサイトが同2億7300万人と続いた。

 コムスコアによると、米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェースブック(Facebook)を訪れたユーザーは昨年127%増加。12月には2億2200万人が閲覧し、世界規模で最大のソーシャルネットワーキングサービスになった。(c)AFP