【1月15日 AFP】米国で、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用する大人が急増し、18歳以上のインターネット利用者のうちオンライン上にプロファイルを持つユーザー数が過去3年で4倍になったことが、最近の調査で明らかになった。

 米非営利団体「ピュー・インターネット・アンド・アメリカン・ライフ・プロジェクト(Pew Internet & American Life Project)」が14日発表した調査結果によると、米国内の18歳以上のインターネットユーザーの35%が、フェースブック(Facebook)、マイスペース(MySpace)、リンクトイン(LinkedIn)などのSNSにプロファイル(プロフィル)を持っているという。2005年には8%だった。

 この割合は、65%がSNSを利用している12-17歳のインターネットユーザーに比べるとまだ少ないが、米人口全体における人口比率を考慮すると、大人のSNS利用人口はかなりのものになるという。

 一方、年齢別の利用率では、18-24歳が75%、25-34歳が57%、35-44歳が30%、45-54歳が19%、55-64歳が10%、そして65歳以上が7%と、高齢者ほど利用が少ないという予想どおりの結果が出ている。(c)AFP