【1月10日 AFP】米ソフトウエア最大手マイクロソフト(Microsoft)は9日、パソコン用次世代基本ソフト(OS)「ウィンドウズ(Windows)7(セブン)」試験版を公開したが、世界中のユーザーがダウンロードに殺到したため、大きな処理能力を誇る同社のサーバーが一時、パンク状態となった。セブンは「ウィンドウズ・ビスタ(Windows Vista)」の後継ソフト。

 公開されたのはマイクロソフト本社のある米ワシントン(Washington)州の現地時間同日正午だったが、数時間前から多数のユーザーが仮想空間に「列」を成して待っていた。

 アクセスが集中したためサーバーの処理能力が落ち、ダウンロードの速度が低下したり失敗したりするケースもあった。

 試験版の公開は1月31日まで。ユーザーからの声を聞き改良を加えたい考えだが、主要機能の変更や追加は行わない方針だという。(c)AFP