【12月11日 AFP】米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェースブック(Facebook)は10日、フェースブック上の投票で最も人気を集めたアプリケーションとして、バーチャルねずみ取りゲーム「マウスハント(MouseHunt)」とグループカード作成アプリケーション「グループカード(GroupCard)」を選出した。

 米カリフォルニア(California)州パロアルト(Palo Alto)に本社を置くフェースブックは、fbFundによって毎年開催されるコンテストの決勝進出者25組のアプリケーションの中からこの2つを優勝者に選んだ。

 フェースブックのユーザーからは、優勝者を決めるために18万票以上の投票があった。決勝進出者25組には1組2万5000ドル(約230万円)の補助金が、最終選考に残った5組にはさらに22万5000ドル(約2100万円)が支給される。

 フェースブックのプラットホーム・マーケティング担当のElliot Schrage氏は、「これらのアプリケーションの創造性や思慮深さに度肝を抜かされることだろう。フェースブックのユーザーが、こうした優れたアイデアに触れる機会があるよう、このコンテストを行っているんだ」と語った。

 グループカードは、オンライン上でグループ全員がサインすることができる「電子カード」を作成するもので、写真や絵などを加えることができる。マウスハントは、チーズを使ってネズミを捕獲するゲーム。決勝に進出したゲームには、商品価格を比較できるショッピングサービスや、クリケットゲーム、キリスト教徒がマイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」形式で、祈りの言葉を送信することができるものなどが含まれている。(c)AFP/Glenn Chapman