米10代の5人に1人、ネット上で性的内容のやりとり
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【12月11日 AFP】米国では10代の5人に1人が、自分のヌードまたはセミヌードの画像を電子メールや携帯電話で誰かに送信したことがあり、性的なものを連想させるメッセージを送信した経験があるのはその倍に上ることが、10日発表された調査結果で明らかとなった。
ワシントンD.C(Washington D.C.)を拠点に10代の妊娠防止に取り組む団体「National Campaign to Prevent Teen and Unplanned Pregnancy(NCTUP)」の委託で9月と10月に実施されたオンライン調査の結果によると、米国の13-19歳の若者の大半が、「深刻な良くない結果」を引き起こす可能性があると認識しながらも、インターネットや携帯電話で性的なコンテンツのやりとりを行っているという。
回答した10代から26歳までの若者1280人のうち、過半数が性的なものを連想させるメッセージを受け取ったことがあり、5人に1人がそのような際どいメッセージを別の誰かに見せたことがあると答えている。
また、10代の8割が、自分の性的な画像を送ることを心配している理由について「後で後悔するかも知れないから」、約7割が「家族を失望させる可能性があるから」と回答している。
一方、10代のそのような行為について大人が本当に懸念しているのは、10代の38%が、性的なコンテンツをやりとりをすることによって、実際にデートしたりセックスする機会が増えると回答していることだと、NCTUPは指摘している。10人のうち3人が、性的なものを連想させるコンテンツをやりとりした相手と実際に付き合うことを期待していると答えている。
NCTUPの上級顧問、マリサ・ナイチンゲール(Marisa Nightingale)氏は、「米国では10代の妊娠や計画外の妊娠の率が高いことを考えれば、テクノロジーがより気軽な交際を推し進めていると若者の多くが認識しているという事実が、懸念の理由となっている」と指摘している。
NCTUPは前年発表した報告書で、米国では10代の妊娠・出産率は1990年代と比べて3分の1ほどに低下しているものの、ほかの先進国と比較すれば依然として高く、妊娠に関わる10代の若者、その子どもたち、また社会にも高いツケが待っていると強調している。(c)AFP
ワシントンD.C(Washington D.C.)を拠点に10代の妊娠防止に取り組む団体「National Campaign to Prevent Teen and Unplanned Pregnancy(NCTUP)」の委託で9月と10月に実施されたオンライン調査の結果によると、米国の13-19歳の若者の大半が、「深刻な良くない結果」を引き起こす可能性があると認識しながらも、インターネットや携帯電話で性的なコンテンツのやりとりを行っているという。
回答した10代から26歳までの若者1280人のうち、過半数が性的なものを連想させるメッセージを受け取ったことがあり、5人に1人がそのような際どいメッセージを別の誰かに見せたことがあると答えている。
また、10代の8割が、自分の性的な画像を送ることを心配している理由について「後で後悔するかも知れないから」、約7割が「家族を失望させる可能性があるから」と回答している。
一方、10代のそのような行為について大人が本当に懸念しているのは、10代の38%が、性的なコンテンツをやりとりをすることによって、実際にデートしたりセックスする機会が増えると回答していることだと、NCTUPは指摘している。10人のうち3人が、性的なものを連想させるコンテンツをやりとりした相手と実際に付き合うことを期待していると答えている。
NCTUPの上級顧問、マリサ・ナイチンゲール(Marisa Nightingale)氏は、「米国では10代の妊娠や計画外の妊娠の率が高いことを考えれば、テクノロジーがより気軽な交際を推し進めていると若者の多くが認識しているという事実が、懸念の理由となっている」と指摘している。
NCTUPは前年発表した報告書で、米国では10代の妊娠・出産率は1990年代と比べて3分の1ほどに低下しているものの、ほかの先進国と比較すれば依然として高く、妊娠に関わる10代の若者、その子どもたち、また社会にも高いツケが待っていると強調している。(c)AFP