米ヤフー買収報道で株価急騰、AOL元CEOが関心 米WSJ紙
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【12月3日 AFP】米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)紙は2日、「関係筋の話」として、米複合メディア大手タイム・ワーナー(Time Warner)傘下のアメリカ・オンライン(America Online、AOL)の元最高経営責任者(CEO)、ジョナサン・ミラー(Jonathan Miller)氏が米インターネット検索大手ヤフー(Yahoo)の株式取得を目指して資金を集めていると報じた。この報道を受け、2日の米株式市場では、ヤフー株は前日比7.08%高の11.50ドルまで上昇した。
同紙によると、ミラー氏はヤフー買収のために、数か月前から複数のプライベートエクイティ投資会社や政府系ファンドと協議を行っているという。協議の進ちょく状況については不明だという。
ミラー氏はヤフー株1株当たり20-22ドル程度で買収が可能だとの見方を示しており、その場合、ヤフーの全株取得には、280-300億ドル(約2兆6000億-2兆8000億円)の費用が必要となる。
同紙は、信用収縮が起こっている現在、ミラー氏が買収に必要な投資家を集めることができるかは「非常に懐疑的だ」とするヤフー関係筋の話を伝えている。
ミラー氏は2002-06年にCEOとしてAOLを率い、現在はベンチャー投資会社、Velocity Interactive Groupの共同経営者を務めている。(c)AFP
同紙によると、ミラー氏はヤフー買収のために、数か月前から複数のプライベートエクイティ投資会社や政府系ファンドと協議を行っているという。協議の進ちょく状況については不明だという。
ミラー氏はヤフー株1株当たり20-22ドル程度で買収が可能だとの見方を示しており、その場合、ヤフーの全株取得には、280-300億ドル(約2兆6000億-2兆8000億円)の費用が必要となる。
同紙は、信用収縮が起こっている現在、ミラー氏が買収に必要な投資家を集めることができるかは「非常に懐疑的だ」とするヤフー関係筋の話を伝えている。
ミラー氏は2002-06年にCEOとしてAOLを率い、現在はベンチャー投資会社、Velocity Interactive Groupの共同経営者を務めている。(c)AFP