米連邦地裁、中国製DVDプレーヤーにコピー防止装置搭載を命令
このニュースをシェア
【11月5日 AFP】デジタルコピー防止装置を搭載せずにDVDプレーヤーを製造するのは契約違反に当たるとして、米映画協会(Motion Picture Association of America、MPAA)が、中国企業Gowell Electronicsを訴えていた裁判で、カリフォルニア(California)州連邦地裁は10月31日、MPAA側の訴えを支持する判決を下した。
MPAAは今年6月、Gowellが、デジタルコピー防止規格「Content Scramble System(CSS)」ライセンスで定められている不正コピー防止装置を組み込まずにDVDプレーヤーを製造しているのは契約違反だとして訴えていた。
同裁判所は協会側の訴えを認め、Gowellに対し、同社製DVDプレーヤーに不正コピー防止装置を搭載するよう命令した。
MPAA顧問のダン・ロビンソン(Dan Robbins)氏は声明で、「CSSの順守は、著作権のある商品を保護するための重要な手続きだ」とした上で、「今回の判決は、著作権保有者にとって非常に重要な勝利であるとともに、CSSライセンスを受けた企業は、著作権のあるDVDコンテンツを確実に保護する製品を製造することで、ライセンス合意を守るべきだ」と語った。(c)AFP
MPAAは今年6月、Gowellが、デジタルコピー防止規格「Content Scramble System(CSS)」ライセンスで定められている不正コピー防止装置を組み込まずにDVDプレーヤーを製造しているのは契約違反だとして訴えていた。
同裁判所は協会側の訴えを認め、Gowellに対し、同社製DVDプレーヤーに不正コピー防止装置を搭載するよう命令した。
MPAA顧問のダン・ロビンソン(Dan Robbins)氏は声明で、「CSSの順守は、著作権のある商品を保護するための重要な手続きだ」とした上で、「今回の判決は、著作権保有者にとって非常に重要な勝利であるとともに、CSSライセンスを受けた企業は、著作権のあるDVDコンテンツを確実に保護する製品を製造することで、ライセンス合意を守るべきだ」と語った。(c)AFP