【9月9日 AFP】米検索大手グーグル(Google)は、プライバシー保護を懸念する各方面からの圧力に押され、利用者のインターネット検索履歴のデータ保存を現行の18か月から、9か月に短縮する。同社が公式ブログで発表した。

 利用者の検索履歴からは、固有のインターネット・アドレスをたどることができる。グーグル側は今回の措置の要因として、プライバシー保護を強力に主張するデータ関連の規制当局、特にデータ保存にいまだ強い疑念を抱いている欧州連合(EU)による圧力を挙げている。

 またグーグルは、データの保存期間が短くなると利便性が減り、技術革新にも不利となると反論した。(c)AFP