グーグル、独自ブラウザー「クローム」で閲覧ソフト市場に参戦
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【9月2日 AFP】米インターネット検索大手のグーグル(Google)は2日、独自開発のインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)「グーグル・クローム(Google Chrome)」試験版の無償提供を開始した。ブラウザー市場を占める米マイクロソフト(Microsoft)の「インターネット・エクスプローラー(IE)」、モジラ・ファウンデーション(Mozilla Foundation)の「Firefox」に攻勢を仕掛ける。
1日夜、グーグルのウェブサイト上で公開された「クローム」は、次世代グラフィックおよびマルチメディアに対応している。当初は100か国でウィンドウズ(Windows)用ソフトのみをオープンソースで無償配布。Macおよびリナックス(Linux)対応版も続いて配布される予定だ。
すべてのインターネット分野におけるリーダー的存在を目指すグーグルにとって、クロームは最新兵器。ブラウザー市場における競争では90年代、マイクロソフトがネットスケープ(Netscape)の「ネットスケープ・ナビゲーター(Netscape Navigator)」に勝利している。
複数の試算による推計では、世界中のインターネット・ユーザーのうち、ウィンドウズOSの標準設定ブラウザーとなっている「インターネット・エクスプローラー」が2位のFirefoxに大きく水を開け、使用者全体の60-80%を占めている。(c)AFP
1日夜、グーグルのウェブサイト上で公開された「クローム」は、次世代グラフィックおよびマルチメディアに対応している。当初は100か国でウィンドウズ(Windows)用ソフトのみをオープンソースで無償配布。Macおよびリナックス(Linux)対応版も続いて配布される予定だ。
すべてのインターネット分野におけるリーダー的存在を目指すグーグルにとって、クロームは最新兵器。ブラウザー市場における競争では90年代、マイクロソフトがネットスケープ(Netscape)の「ネットスケープ・ナビゲーター(Netscape Navigator)」に勝利している。
複数の試算による推計では、世界中のインターネット・ユーザーのうち、ウィンドウズOSの標準設定ブラウザーとなっている「インターネット・エクスプローラー」が2位のFirefoxに大きく水を開け、使用者全体の60-80%を占めている。(c)AFP