ブラジル上院委員会、グーグルに「小児性愛犯罪者」情報の開示命令
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【4月11日 AFP】ブラジル上院の委員会は9日、インターネット検索最大手グーグル(Google)に対して、同社の運営するブラジルで人気のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「Orkut」のユーザー3261人の情報の開示命令を出した。
連邦当局は、グーグルがOrkutに違法ファイルを投稿したユーザーを特定するのに必要な情報を開示しないとして批判していた。
今回の開示命令によって、小児性愛を調査する上院委員会は当局が要求するすべての資料を受け取ることが可能になる。
サンパウロ(Sao Paulo)のSergio Suiama連邦検察官は、上院委員会で証言し、過去2年間のインターネット上の小児性愛に関する苦情5万6000件のうち約90%がOrkutに関連したものだったと述べた。
Orkutは、マイスペース(MySpace)やフェースブック(Facebook)といった大手SNSサービスのブラジル版で、2700万人のユーザーがいる。(c)AFP
連邦当局は、グーグルがOrkutに違法ファイルを投稿したユーザーを特定するのに必要な情報を開示しないとして批判していた。
今回の開示命令によって、小児性愛を調査する上院委員会は当局が要求するすべての資料を受け取ることが可能になる。
サンパウロ(Sao Paulo)のSergio Suiama連邦検察官は、上院委員会で証言し、過去2年間のインターネット上の小児性愛に関する苦情5万6000件のうち約90%がOrkutに関連したものだったと述べた。
Orkutは、マイスペース(MySpace)やフェースブック(Facebook)といった大手SNSサービスのブラジル版で、2700万人のユーザーがいる。(c)AFP