【4月2日 AFP】英民間調査機関が3月31日に発表した調査によると、携帯電話がなくなる、充電が切れる、プリペイド式の料金がなくなる、圏外になるなどした場合、英国人の半数が不安に陥ってしまうという。

 調査によると、携帯電話に問題が生じた場合、男性の58%、女性の48%がパニックに陥ってしまうと答えた。また、携帯電話の電源を切っておくことにストレスを感じると答えた人は9%だった。

 この調査は英民間調査会社YouGovが英ポストオフィス(Post Office)の委託により、3月に2163人を対象にインターネットを通じて行った。

 ポストオフィスの電話事業責任者スチュワート・フォックス・ミルズ(Stewart Fox-Mills)氏は「携帯依存症」は「英国の多くの人々にとって非常に身近なもの」だと指摘。

「引っ越しや別離、家族の集まりを企画することなど日常生活でストレスのかかる状況はよく知られているが、携帯電話がつながらないという状況は、われわれのすでに十分躁(そう)的な生活を加速させる21世紀的要因といえるかもしれない」(フォックス・ミルズ氏)(c)AFP