【1月19日 AFP】ブラジル政府は今週、暴力を誘発し健康に有害だとして、オンラインRPG「カウンターストライク(Counter-Strike)」と「エバークエスト(EverQuest)」の販売を禁止した。

 中部ゴイアス(Goias)州の公的消費者保護機関は17日、連邦裁判所の命令で2つのゲームの販売が全国的に中止されたとウェブ上で発表した。

 このゲームは、プレイヤーがオンライン上でほかのプレイヤーと対話したり、グループを形成したりしながら、共同作戦を行うというもの。プレイヤーには10代の少年が多い。

 ブラジルの連邦裁判所は2007年10月、これらのゲームは秩序の破壊を誘発し、民主主義国家、法、治安に対する攻撃だと判断して販売禁止を命じていた。(c)AFP