米FBI、個人の身体的特徴に関する大規模データベースを構築へ
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【12月23日 AFP】治安管理のための人物特定を目的として、個人の身体的特徴に関する世界最大のデータベースを構築するため、米連邦捜査局(FBI)は現在、逮捕後の容疑者写真や手形、指紋などのデータの収集・蓄積を拡大している。FBI報道官が22日、明らかにした。
FBIのRichard Kolko報道官は22日、同計画に関する米ワシントン・ポスト(Washington Post)紙の報道について認めた。
計画が予定通り完了すると、米政府は世界中の犯罪容疑者について、過去に例のない特定能力を持つことになるという。同紙によると、FBIでは今後10年で、現在収集している身体的特徴の情報の量や種類を大幅に拡大する計画。
同紙はこの計画を進めているFBIの情報担当部門の話として、捜査官らは写真や指紋のほか、瞳の虹彩、顔の形、傷、歩き方や話し方まで犯罪者特定に利用できるようになると伝えた。
FBIではすでに数百万人分の指紋情報を、ウェストバージニア(West Virginia)州にある同局の機密管理施設のデータベースに蓄積している。広大な地下施設に保管されているデータベースには、すでに5500万人分の指紋が電子化されていると同紙では報じている。(c)AFP
FBIのRichard Kolko報道官は22日、同計画に関する米ワシントン・ポスト(Washington Post)紙の報道について認めた。
計画が予定通り完了すると、米政府は世界中の犯罪容疑者について、過去に例のない特定能力を持つことになるという。同紙によると、FBIでは今後10年で、現在収集している身体的特徴の情報の量や種類を大幅に拡大する計画。
同紙はこの計画を進めているFBIの情報担当部門の話として、捜査官らは写真や指紋のほか、瞳の虹彩、顔の形、傷、歩き方や話し方まで犯罪者特定に利用できるようになると伝えた。
FBIではすでに数百万人分の指紋情報を、ウェストバージニア(West Virginia)州にある同局の機密管理施設のデータベースに蓄積している。広大な地下施設に保管されているデータベースには、すでに5500万人分の指紋が電子化されていると同紙では報じている。(c)AFP