【12月19日 AFP】世界で最もインターネットが普及している国のひとつ、韓国で、ネット使用者の約半数が1週間に1本の割合で映画を違法にダウンロードしていることが、18日に発表された韓国映画振興委員会(Korean Film Council)の調査で明らかになった。

 調査対象となったのは、15歳から49歳までの2358人。その中の47.3%が昨年、ファイル交換サイトを利用し、無料もしくは100ウォン(約12円)以下で映画をダウンロードしていたという。聯合(Yonhap)ニュースは、誤差はプラスマイナス2%だと伝えている。

 違法なダウンロードを行ったことがある人の中では、年間54.5本の作品、つまり1週間に1本以上の作品をダウンロードする人が最も多かった。また利用する理由として料金を理由に挙げたのは3分の1、時間の融通が利くからと答えた人は21%だった。

 一方、一度も利用したことがない人の28%は操作が複雑すぎるからと答え、18%がウイルス感染の心配を理由に挙げた。著作権を侵害したくないと答えた人は、わずかに12%だった。(c)AFP