【10月26日 AFP】NECは25日、世界最高速のスーパーコンピューター「SX-9」を発売したと発表した。最大で839テラフロップス(1秒間に839兆回の浮動小数点演算性能)の演算処理能力があり、気象予報や宇宙開発など、先端研究分野での活用を想定している。

 NECによると、SXシリーズはこれまでに1000台以上の販売実績を達成している。シリーズ最新となるSX-9は、来月米ネバダ(Nevada)州リノ(Reno)で開催されるスパコンの展示会「SCO7(supercomputing2007)」に出展される予定だ。(c)AFP