【8月26日 AFP】ヤフー(Yahoo)中国とMSN中国は25日、ブログ関連事業に際して中国国家の国益に配慮する行動指針を定めた協定に署名したことを明らかにした。

 中国インターネット協会(China Internet Society)の声明によれば、今回署名された「自主規制」協定は「中国国家および公の利益の保護」を約束しており、インターネット関連会社に対し、ブロガーの本名、住所、その他個人情報の登録と保持を「推奨」している。また「違法」あるいは「有害」な情報の削除を求める内容となっている。

 性や暴力などの描写のほか、中国共産党を批判する意見や民主主義のイデオロギーを説くものも認められない。

 両社は協定に署名したことについては明らかにしたが、それ以上の点についてはコメントを控えている。(c)AFP