【4月21日 AFP】雪に覆われた北極点の氷上に、巨大な「目」を描いたアート作品が出現した。

 この「目」は北極の環境破壊につながる産業活動の規制を求める運動「Save The Arctic(北極を救おう)」で、活動に賛同する人たちから寄せられた1000枚以上の顔写真を用いてアーティストたちが北極点上に描いたものだ。アーティストらは過酷な7日間の道のりを経て北極点にたどり着いたという。

 北極点上のアートは、仏パリ(Paris)を拠点とするアーティスト、JR氏が主導する市民参加型の壮大なアートプロジェクト「インサイド・アウト(Inside Out)」の一環として行われた。「インサイド・アウト」は世界各地の賛同者から送られた白黒の顔写真をアート作品に仕上げ、様々なメッセージを世界に発信するプロジェクト。(c)AFP/GREENPEACE