反捕鯨団体シー・シェパードのワトソン容疑者 代表から退く
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【1月9日 AFP】反捕鯨団体のシー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)創設者で、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール、Interpol)の国際手配を受けているポール・ワトソン(Paul Watson)容疑者が8日、同団体の代表から退いた。後任にはオーストラリアの「緑の党」創設者で長らく同党党首を務めたボブ・ブラウン(Bob Brown)元上院議員が就く。
カナダ国籍のワトソン容疑者は2012年、2002年のサメ漁をめぐる対立に関連する容疑でコスタリカ当局が発行した逮捕状に基づき、ドイツのフランクフルト(Frankfurt)で逮捕された。だが2012年7月に保釈条件に違反してドイツから逃亡し、ICPOから国際逮捕手配書(赤手配書)を発行されていた。
ワトソン容疑者は、シー・シェパードの抗議船「スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)号」の船長の座も退く。だが、今年の反捕鯨活動ではワトソン容疑者も乗船する予定で、シー・シェパードによると、ワトソン容疑者はブラウン氏と船の後方に陣取り、反捕鯨活動の陣頭指揮をとるという。(c)AFP
カナダ国籍のワトソン容疑者は2012年、2002年のサメ漁をめぐる対立に関連する容疑でコスタリカ当局が発行した逮捕状に基づき、ドイツのフランクフルト(Frankfurt)で逮捕された。だが2012年7月に保釈条件に違反してドイツから逃亡し、ICPOから国際逮捕手配書(赤手配書)を発行されていた。
ワトソン容疑者は、シー・シェパードの抗議船「スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)号」の船長の座も退く。だが、今年の反捕鯨活動ではワトソン容疑者も乗船する予定で、シー・シェパードによると、ワトソン容疑者はブラウン氏と船の後方に陣取り、反捕鯨活動の陣頭指揮をとるという。(c)AFP