【11月16日 AFP】チリ北部のアタカマ砂漠(Atacama Desert)を5日かけてソーラーカーで走破する「アタカマ・ソーラー・チャレンジ(Atacama Solar Challenge)」が15日、スタートした。第2回となる今年の大会では、南米やインドから参加した15台が全長1300キロメートルのコースで速さを競う。

 アタカマ・ソーラー・チャレンジは、環境に優しく低コストの車の開発を推進する目的で前年から始まったレース。今年は、かつて硝石精錬産業で繁栄したが現在はゴーストタウンと化した世界遺産の街ハンバーストーン(Humberstone)がスタート地点だ。前年10月に開かれた第1回大会では、7か国・計30チームが出場し1060キロを走った。(c)AFP