中国、初の国産砕氷船建造へ 14年の就役目指す
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【8月1日 AFP】中国の国営新華社(Xinhua)通信は31日、中国が初の国産砕氷船の建造計画を進めていると報じた。完成すれば、戦略上重要な北極圏の探査能力が大幅に強化されるという。
北極圏では氷床の融解が進んでおり、中国とヨーロッパを結ぶ近道としての北極海(Arctic Ocean)の利用や、石油資源が豊富な同海域の探査といった可能性が生まれている。
新華社が伝えた中国国家海洋局(State Oceanic Administration)の発表によれば、8000トン級の新砕氷船は厚さ1.5メートルの氷を割りながら航行可能で、極地や海洋探検能力の大幅な強化を目的として建造される。
砕氷船の設計にはフィンランドの企業が協力し、2014年に就役する計画だという。完成すれば、1993年にウクライナから購入した「雪竜(Xuelong)号」に続く中国では2隻目の砕氷船になる。(c)AFP
北極圏では氷床の融解が進んでおり、中国とヨーロッパを結ぶ近道としての北極海(Arctic Ocean)の利用や、石油資源が豊富な同海域の探査といった可能性が生まれている。
新華社が伝えた中国国家海洋局(State Oceanic Administration)の発表によれば、8000トン級の新砕氷船は厚さ1.5メートルの氷を割りながら航行可能で、極地や海洋探検能力の大幅な強化を目的として建造される。
砕氷船の設計にはフィンランドの企業が協力し、2014年に就役する計画だという。完成すれば、1993年にウクライナから購入した「雪竜(Xuelong)号」に続く中国では2隻目の砕氷船になる。(c)AFP