【5月5日 AFP】太陽光のみをエネルギー源とする双胴船「プラネット・ソーラー(PlanetSolar)」が4日、世界一周航海を終えてモナコに帰港した。

 仏独スイスの乗組員5人を乗せた「プラネット・ソーラー」は、1年半前にソーラー船による世界初の世界一周航海に向けてモナコを出航。大西洋、パナマ運河、太平洋、スエズ運河を経て、地中海に帰ってきた。

 スイス船籍の「プラネット・ソーラー」は、総面積500平方メートルのソーラーパネルを搭載。全長は31メートルで、太陽エネルギーで航行する船舶としては最大で、2600万ドル(約20億7500万円)を投じてドイツで建造された。(c)AFP