【4月20日 AFP】ペルー北部の海岸で、この4か月間に900頭近くのイルカの死骸が見つかっていることから、当局が原因を調べている。

 1月から約170キロメートルにわたる海岸に打ち上げられ始め、95%がバンドウイルカだという。ペルーの環境副大臣は、同様の事態は過去にペルーのほかメキシコや米国でも起きていると現地のラジオ局に語った。

 過去の例では感染力が強い麻疹ウイルスが原因だったという。今回もウイルスが原因として疑われているが、環境汚染などの可能性もあるため、検査が進められている。(c)AFP