ミミズに似た両生類、アシナシイモリの新種を発見 インド
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【2月23日 AFP】インド北東部で、ミミズに似た四肢のない両生類「アシナシイモリ」の新種を発見したとする論文が22日、学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。体長は約20センチで、地表から25センチ程度のところで生活するという。
インド・デリー大(University of Delhi)の両生類生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ(Sathyabhama Das Biju)教授率いる国際研究チームは、シッキム(Sikkim)、アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)、ナガランド(Nagaland)各州の250か所をスコップで掘るという5年がかりの地道な作業でこの生物を発見し、DNA鑑定でアシナシイモリの新種であることを確認した。
今回の発見により、アシナシイモリに10番目の新しい科「Chikilidae」が新設された。この名前は地元ガロ(Garo)人の言語での呼び名からとられたという。この生物は無害だが、論文は、毒ヘビの一種と思い込んだ地元民により殺されていると懸念を表明している。(c)AFP
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インド・デリー大(University of Delhi)の両生類生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ(Sathyabhama Das Biju)教授率いる国際研究チームは、シッキム(Sikkim)、アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)、ナガランド(Nagaland)各州の250か所をスコップで掘るという5年がかりの地道な作業でこの生物を発見し、DNA鑑定でアシナシイモリの新種であることを確認した。
今回の発見により、アシナシイモリに10番目の新しい科「Chikilidae」が新設された。この名前は地元ガロ(Garo)人の言語での呼び名からとられたという。この生物は無害だが、論文は、毒ヘビの一種と思い込んだ地元民により殺されていると懸念を表明している。(c)AFP
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