南極で氷床の割れ目拡大、巨大氷山の誕生間近か NASA
このニュースをシェア
【11月4日 AFP】(図解追加)南極西部のパインアイランド氷河(Pine Island Glacier)で、氷床の割れ目が拡大しており、数か月以内に米ニューヨーク市(New York City)の面積に相当する巨大氷山ができる可能性があると、米航空宇宙局(NASA)の「アイスブリッジ(IceBridge)プロジェクト」が3日、警告した。
割れ目は少なくとも長さ30キロ、深さ50メートルに達しており、1日に約2メートルずつ広がっているという。このまま割れ目が広がり続ければ、最終的には面積880平方キロの氷山となる可能性があるという。(c)AFP