【8月11日 AFP】オーストラリア・ゴールドコースト(Gold Coast)の人気ビーチ、サーファーズ・パラダイス(Surfers Paradise)に8日、母親とはぐれた生後1週間ほどのザトウクジラの赤ちゃんが乗り上げ、懸命の救出作業で海に戻された。

 しかし10日になって、この赤ちゃんクジラが母親とめぐりあえないままモートン島(Moreton Island)の周辺で弱っているのが発見され、専門家の判断で安楽死させられた。専門家によると、赤ちゃんクジラは母クジラの保護と授乳を受けられないと長くは生きられないため、苦渋の決断を下したという。(c)AFP