釧路沖のミンククジラ2頭から放射性セシウム検出
このニュースをシェア
【6月16日 AFP】水産庁関係者によると、北海道の釧路沖で捕獲されたミンククジラ2頭から、それぞれ1キロ当たり31ベクレルと24.3ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが、15日までに明らかになった。
同関係者はこの検出量について、海産物に関する国の暫定基準値1キログラム当たり500ベクレルよりずっと低く、また、通常の計測値より高いかどうかを比較するデータはないと述べた。
東日本大震災で事故を起こした福島第1原子力発電所からは、放射能汚染水が太平洋に流出しており、専門家らは海洋生物、特に生態系の高位に属する大型で寿命の長い生物に放射性物質が蓄積し得ると懸念している。(c)AFP
同関係者はこの検出量について、海産物に関する国の暫定基準値1キログラム当たり500ベクレルよりずっと低く、また、通常の計測値より高いかどうかを比較するデータはないと述べた。
東日本大震災で事故を起こした福島第1原子力発電所からは、放射能汚染水が太平洋に流出しており、専門家らは海洋生物、特に生態系の高位に属する大型で寿命の長い生物に放射性物質が蓄積し得ると懸念している。(c)AFP