オーストラリアでクジラが大量座礁、21頭が死亡
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【3月20日 AFP】オーストラリア、タスマニア(Tasmania)州の島の浜辺にヒレナガゴンドクジラ32頭が打ち上げられ、うち21頭が死んだと自然保護局が18日発表した。11頭は救命されたと言う。
クジラが座礁したのはタスマニア州の州都ホバート(Hobart)の南にあるブルーニー島(Bruny Island)のバトラーズ・ビーチ(Butlers Beach)で、17日に通りがかかったヨットが発見し、通報した。保護局の職員が急行し、死なないよう必死に大量の水を浴びせ、夜通しでマットやボートを使い、11頭を海へ戻したが21頭は死んだ。その多くは発見された時点ですでに死んでいた。
保護局広報担当によると、このビーチには通じている道路がないため、死がいはそのまま放置するという。
タスマニア州では度々クジラが座礁するが、科学的に理由は解明されていない。保護局広報担当は自分の見解として「ゴンドウクジラはとても社会性の高い動物なので、1頭が過って浅瀬に入り込んでしまうと、他のクジラも追いかけてきてしまうのではないか」と述べた。(c)AFP
クジラが座礁したのはタスマニア州の州都ホバート(Hobart)の南にあるブルーニー島(Bruny Island)のバトラーズ・ビーチ(Butlers Beach)で、17日に通りがかかったヨットが発見し、通報した。保護局の職員が急行し、死なないよう必死に大量の水を浴びせ、夜通しでマットやボートを使い、11頭を海へ戻したが21頭は死んだ。その多くは発見された時点ですでに死んでいた。
保護局広報担当によると、このビーチには通じている道路がないため、死がいはそのまま放置するという。
タスマニア州では度々クジラが座礁するが、科学的に理由は解明されていない。保護局広報担当は自分の見解として「ゴンドウクジラはとても社会性の高い動物なので、1頭が過って浅瀬に入り込んでしまうと、他のクジラも追いかけてきてしまうのではないか」と述べた。(c)AFP