【2月18日 AFP】環境保護団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation SocietySS)による日本の南極海での調査捕鯨妨害をめぐり、鹿野道彦(Michihiko Kano)農相は18日、今季の調査捕鯨を打ち切ることを明らかにした。

 鹿野農相は記者会見で、「乗員、調査船の安全確保の観点からやむを得ず、調査を切り上げることにした」と述べた。

 SSのポール・ワトソン(Paul Watson)代表はAFPに対し「素晴らしいニュースだ」と述べた。ただし、「日本船が北に帰り、南極海のクジラ生息域から出て行くのを確かめるまでは尾行し続ける」と主張した。(c)AFP/Frank Zeller