戦闘機のソニックブームでワニが発情、イスラエル
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【12月20日 AFP】イスラエルで、戦闘機が音速を超えたときに発するソニックブーム(衝撃音)が、思いもよらない事態を引き起こしている。ゴラン高原(Golan Heights)にあるワニ飼育園で、冬眠していた雄ワニたちが一斉に発情しているのだ。日刊紙マーリブ(Maariv)が19日、報じた。
このワニ飼育園では100匹あまりのワニを飼育しているが、上空はイスラエル空軍の飛行訓練ルートとなっている。このため、戦闘機が発するソニックブームを、ライバルが雌を求めて発した鳴き声と勘違いしてしまうとみられる。ソニックブームは車の急ブレーキを踏んだような音で、数百メートル四方に響き渡っているという。
しかし、これで同園のワニたちの間で出産ブームが起きるという事態にはならないようだ。ワニたちは発情の雄たけびを上げはするが交尾には至らないからだ。本来の交尾シーズンは夏になるという。(c)AFP
このワニ飼育園では100匹あまりのワニを飼育しているが、上空はイスラエル空軍の飛行訓練ルートとなっている。このため、戦闘機が発するソニックブームを、ライバルが雌を求めて発した鳴き声と勘違いしてしまうとみられる。ソニックブームは車の急ブレーキを踏んだような音で、数百メートル四方に響き渡っているという。
しかし、これで同園のワニたちの間で出産ブームが起きるという事態にはならないようだ。ワニたちは発情の雄たけびを上げはするが交尾には至らないからだ。本来の交尾シーズンは夏になるという。(c)AFP