【8月18日 AFP】英スコットランドのエディンバラ・ネピア大(Edinburgh Napier University)は17日、ウイスキーの蒸留過程で出る2つの副生成物からバイオ燃料を作ることに成功したと発表した。通常の車にも使用でき、車に特別な改良を加える必要もないという。

 2年間の研究プロジェクトが実り、蒸溜用の銅製の釜に残る溶液「ポットエール」と「ウイスキーかす」をベースに、燃料となるブタノールを生成した。

 実際に使用する場合はガソリンまたはディーゼルにバイオ燃料を5~10%混ぜるという。  研究チームは既に特許を出願した。スコットランドの巨大なウイスキー産業にとって、新たな収入源となる可能性がある。(c)AFP