【7月10日 AFP】熱波の続く米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で当局が9日、住民に街路樹への水やりを呼び掛ける異例の取り組みを発表した。

 ワシントンD.C.は緑の多い地区。森林当局は、「街路樹が暑い夏を乗り切れるように、住民に街路樹への水やりを呼び掛ける取り組みを開始した」と声明で述べた。

 ここ数日、米国東海岸では最高気温が37度に上るなど気温の高い日が続いており、初夏の熱波に街路樹が参っているという。

 暑い夏の期間、1本から数本の街路樹の管理を申し出た住民は「水まき装置」の無償提供を受ける。この装置は木の幹の周囲に固定して木の根元に少しずつ水を供給するもので、1週間に1度水をつぎ足せば良いという。(c)AFP