【3月19日 AFP】台湾南部の高雄(Kaohsiung)の住宅地で19日、黄色っぽい粉が降り注ぎ自家用車や洗濯物が汚される被害が発生。地元住民らは上空を飛んだ旅客機が機内トイレの汚物を投下したものと思い込み、地元当局には苦情の電話が殺到した。

 高雄の環境当局が謎の粉の正体を調べたところ、ハチの大群が落としていったふんであることが分かった。ハチのふんは人体には無害だが、汚れが落ちにくいという。だが、当局としては、ふん害を防ぐすべはなく、住民に注意を呼びかけるのが精一杯だ。航空会社によると、機内トイレの汚物を飛行中に処理することはないという。(c)AFP