【1月6日 AFP】ロンドン警視庁は5日、ロンドン(London)市内で押収されたナイフや銃が2012年ロンドン五輪の会場建設用資材として再利用されていることを明らかにした。

 警視庁が前会計年度に銃やナイフや古い鍵を溶かして回収した金属くずは52トン以上にのぼる。これらは建築現場で再利用され、一部はロンドン東部ストラットフォード(Stratford)の五輪スタジアムの建設に利用されているという。

 警視庁のスポークスマンは、「われわれは資源およびエネルギーの保全と節約のため、再生利用可能な材料をリサイクルするための新しい方法や新しいマーケットを常に模索している」と語った。

 警視庁の環境報告書によると、2008~09年度に同庁がリサイクルに回した制服や射撃訓練用の銃弾や馬ふんなどの廃棄物は合計3182トンにのぼっている。(c)AFP