【12月15日 AFP】デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)で開かれている国連(UN)の国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate ChangeUNFCCC)第15回締約国会議(COP15)で15日、合意草案が発表された。しかし、主要な議題のすべてにおいてへだたりが大きい。

 草案は、温室効果ガス排出量削減の長期目標や、排出量のピーク、温暖化の上限設定、気候変動の脅威にさらされている貧困国への資金援助などの項目について、具体的な数値を示していない。

 これらの主要議題は、各国首脳が一堂に会す18日までに意見をとりまとめようと、現在も閣僚級の作業部会で議論が続いている。現在は2つの作業部会に分かれて協議が続いており、今回の草案は一方の作業部会が発表した。(c)AFP