希少な「ヒラタヤマガメ」を発見、ミャンマー
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【9月8日 AFP】(写真追加)米野生生物保全協会(Wildlife Conservation Society、WCS)は7日、ミャンマーの野生動物保護区で、一時は絶滅したと見られていた希少な「ヒラタヤマガメ」を5匹発見したと発表した。野生のものが見つかったのは、世界で初めてという。
ヒラタヤマガメは、1994年に中国の市場で同協会により目撃されるまでは絶滅したと考えられていた。これ以前には、1908年に英国の陸軍将校が1匹を収集したとの記録が残されている。現在は「絶滅危惧(きぐ)種」に指定されている。
ヒラタヤマガメは、うす茶色の甲羅に黒の斑紋がある。発見されたヒラタヤマガメは、体長約30センチ以下だった。
WCSのColin Poole氏は、「アジアでは、カメは食用として珍重され、密猟者による野生生物の違法取引により、絶滅の危機に瀕している」と話している。
同保護区では、同じく絶滅危惧種に指定されている希少なキアシガメとノコヘリマルガメも発見されたという。(c)AFP
ヒラタヤマガメは、1994年に中国の市場で同協会により目撃されるまでは絶滅したと考えられていた。これ以前には、1908年に英国の陸軍将校が1匹を収集したとの記録が残されている。現在は「絶滅危惧(きぐ)種」に指定されている。
ヒラタヤマガメは、うす茶色の甲羅に黒の斑紋がある。発見されたヒラタヤマガメは、体長約30センチ以下だった。
WCSのColin Poole氏は、「アジアでは、カメは食用として珍重され、密猟者による野生生物の違法取引により、絶滅の危機に瀕している」と話している。
同保護区では、同じく絶滅危惧種に指定されている希少なキアシガメとノコヘリマルガメも発見されたという。(c)AFP