【7月9日 AFP】主要8か国(G8)首脳会議(ラクイラ(L'aquila)・サミット)は初日の8日、地球温暖化対策に関する首脳宣言を採択した。2050年までに温室効果ガスを世界全体で50%、先進国全体で80%削減する長期目標のほか、気温上昇を2度以内に抑制するとの目標を掲げた。

 50年半減目標は前年の北海道洞爺湖サミットで合意されたが、児玉和夫(Kazuo Kodama)外務報道官によると、G8首脳らは主要排出国の中国やインドなどの新興国の説得に苦慮していたという。(c)AFP/Leigh Thomas