米動物園でふ化したグアム島の絶滅危惧種、ズアカショウビン
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【6月13日 AFP】米シカゴ(Chicago)のリンカーンパーク動物園(Lincoln Park Zoo)で2日にふ化したグアム(Guam)島産のズアカショウビン(Micronesian kingfisher)のヒナ。性別は不明で名前も決まっていない。生えかけのピンのような羽と黒ずんだくちばしを持つ。
ズアカショウビンはカワセミ科の鳥で、野生では絶滅にひんしている。種の保存プログラムの一環として、米国とカナダの認可を受けた動物園と水生動物・野生動物の保護活動を行うGuam Division of Aquatic and Wildlife Resourcesが運営する施設で約100羽が飼育されている。
ズアカショウビンはかつてグアム島に広く分布していたが、ヘビの一種ナミオオガシラ(brown tree snake)のためにほぼ絶滅状態になった。残り少なくなった野生のズアカショウビンは島から運び出され回復保護プログラムの下で飼育された。グアム島からナミオオガシラを駆逐した後にズアカショウビンを戻すのが、同プログラムの目標だ。(c)AFP
ズアカショウビンはカワセミ科の鳥で、野生では絶滅にひんしている。種の保存プログラムの一環として、米国とカナダの認可を受けた動物園と水生動物・野生動物の保護活動を行うGuam Division of Aquatic and Wildlife Resourcesが運営する施設で約100羽が飼育されている。
ズアカショウビンはかつてグアム島に広く分布していたが、ヘビの一種ナミオオガシラ(brown tree snake)のためにほぼ絶滅状態になった。残り少なくなった野生のズアカショウビンは島から運び出され回復保護プログラムの下で飼育された。グアム島からナミオオガシラを駆逐した後にズアカショウビンを戻すのが、同プログラムの目標だ。(c)AFP